『寝る前にホットミルクを飲むとよく眠れる』
一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?
実際に試したことがある方も多いかも
しれませんね(^^)
しかし、これは本当なのでしょうか・・・
結論からいえば、間違いになります^^;
ホットミルクが睡眠の質を上げるという
元の理論になったのは、
①ミルクに含まれるトリプトファンが
睡眠ホルモンであるメラトニンの材料に
なるということ。
②温かい飲みもので体温を上げ、体温が
下がり始めたタイミングで眠気を誘発できる、
ということ。
まず①についてです。
以前の僕の記事を読んでくださった方は
もうお気づきの方もいるかもしれませんが、
そもそもトリプトファンがメラトニンに
なるには、14〜16時間程度かかります。
なので、寝る直前に飲んでも大きな効果は
得られません^^;
また、一説によれば日本人に牛乳は合わない、
とも言われています。
「乳糖不耐症」といい、牛乳を分解する
酵素が少なかったり、働かなかったりすることで、
消化不良で下痢になってしまいます。
胃腸に負担がかかることで、結果、
睡眠の質を下げることに繋がります。。
一説では、この「乳糖不耐症」に
日本人の80%は該当すると言われていたり、
一説では、そんなに多くない、とも
言われたりしていますが・・・
育った環境や地域によっても牛乳との
相性は違ってくると思いますが、実際の割合は
よくわかりませんね^^;
ちなみに牛乳は僕の体にはダメでした^^;
中学生のころ、給食で牛乳を飲むと
ほぼほぼお腹を壊してしまって、
ほとんど飲んだ記憶がありません。。
牛乳が合う人で好きな人は寝る前に飲んでも
悪影響は少ないですが、睡眠に良い影響も
あまりないよー、ということですね!
次に、②についてです。
体温を上げることが目的であれば、
牛乳じゃなくて白湯でも何でもいいです。
問題は飲む時間で、これも寝る直前では
遅いです。
むしろ寝る直前では睡眠の質を下げる
ことにも繋がりかねません。
深部体温は、一度上がって、その上がった分が
下がるタイミングで眠気が訪れ、
深い眠りに入れます。
そのため、飲むものにもよりますが、
だいたい「寝る30〜60分くらい前」に
飲むことが目安となります。
ただ、前回の記事で書いたお風呂による
深部体温の上昇にはやはり叶わず、
睡眠の質を上げるためには、
「寝る前のホットドリンク」よりも
「寝る(90分前に済ませる)入浴」。
これがおすすめになりますね(^^)
では今日はこの辺で。
良い一日をお過ごしくださいね。
名古屋市熱田区六番町
まちの整体院ラプレ 浅井達哉
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